能登半島応援!2024第18回KJH全国大会in石川報告
大会テーマ つなぐ、つなげる ~誰もが生きやすい共生社会のために~
震災と水害を経験した私たちだから語れることがある
Ⅰ 開催日 2024年11月9日(土)10日(日)
Ⅱ 開催場所 石川県文教会館(金沢市)
Ⅲ 参加者 なの花会藤江理事長はじめ合計5名(なの花会3あわの風2)オンデマンド1名
Ⅳ 主な内容
1 開会行事 来賓の馳知事が国会議員時代から「ひきこもり支援法」への取り組みをはじめ、引きこもり家族・当事者の支援に
取り組んでいることが伝わってきました。(挨拶後、能登半島に向かうとのことでした。)
2 基調講演 「KHJ北陸会にかかわって~当事者と支援者の協働~」
奥田 宏氏(KHJ北陸会顧問 メンタルクリニック院長)
様々な知見を活かしながらKHJ北陸会を支援しているとのことでした。
3 シンポジウム テーマ「誰もが生きやすい共生社会のために」
シンポジスト提案(8名のシンポジストが発表。内2名紹介)
⑴ 厚生労働省 社会・援護局地域福祉課 課長補佐 吉川 貴士氏
「ひきこもり支援策について」国の引きこもり推進事業を進めているが市町村により進捗状況の温度差がある。
令和6年度ひきこもり支援推進事業実施自治体(例)千葉県
①ステーション事業 習志野市・浦安市②サポート事業松戸市・佐倉市・南房総市・山武市 ※大会冊子より抜粋)
⑵ コミュニティハウスひとのま 宮田 隼氏「ひとのまでの日常より」
不登校等の子ども等が自由に出入りすることのできる家を借りることからスタートし、今では様々な人々が集う場に
なっている。ニーズが多く今では数件の家を借りている。家には原則鍵をかけない。「命の電話」からの依頼にも直ぐ
に駆けつける。
一般社団法人として運営。
4 分科会11月10日(日):分科会は6つありましたので、なの花会3名で下記の3つの分科会に分担して参加し様々な
実践発表を聞くことができました。
① 不登校と引きこもり ②8050問題と他機関連携 ③ 多様な生き方、社会参加の在り方
(御礼)なの花会の皆様には、全国大会に参加するという貴重な機会を頂いた上に温かく送り出して頂きありがとうござい
ました。
石川県では、1月1日に能登半島地震さらに9月20日からの大雨による甚大な自然災害がありました。
そのような中、北陸会の本間会長はじめ仮設住宅で暮らしながら準備された皆様、すべての大会関係者の皆様の熱意
に心中より感謝申し上げます。(文責 西村)