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⑴ 「そのままで良いんだよ」
ひきこもり当事者の皆さんの今の状態を「そのままで良いんだよ」と肯定的に受け入れることから始まります。
学校や会社等社会との関わりの中で一人ひとりそれぞれの事情でひきこもり状態に入ったわけです。今、唯一の生きる空間が自宅(自室)です。その状態を「そのままで良いんだよ」と肯定的に受け入れることです。
そのことを前提にした支援が必要なのではないでしょうか。
例えば、江戸川区ではひきこもりの当事者とメタバースを通して繋がる取り組み、木更津市では不登校の子ども達に同じくメタバースで繋がる取り組みが始まっています。
当事者の皆さんにとって大変有り難い取り組みです。
⑵ 経済的支援
ひきこもり状態が続いた場合、経済的なことも課題となります。
そのため、行政を中心に、就労に結びつける支援策が行われています。
例 厚労省 令和6年度ひきこもり支援推進事業 実施自治体:千葉県①ステーション事業 習志野市・浦安市②サポート事 業松戸市・佐倉市・南房総市・山武市
この施策などのように、相談・支援機関とつながり、ひきこもり状態から支援を受けながら職業に就けることが出来れば良いのですが・・・。
そうならない例が多く見受けられます。
これは、なぜなのでしょうか。内閣府調査によると全国で163万人の皆様がひきこもり状態にあります。
ひきこもることで命をつないでいる当時者の皆様が多くいます。ここから言うことができることは、必ずしも就労に導くことだけが支援ではないということです。
ひきこもることで命をつないでいる当時者の方々への支援をどうするかということが大きな課題なのではないでしょうか。
言い換えるなら、当事者のひきこもり状態を「そのままでよいんだよ」と肯定しながら、公的な経済的支援が受けられる制度を確立するということが大きな課題なのではないでしょうか。
そのような状況の中で、当事者の皆様や家族の皆様が繋がることができればなんらかの参考になるかと考え支援機関、医療機関を当ホームページ「支援・医療機関等」に掲載いたします。
何かの参考になれば幸いです。
最初の一歩は、親(家族)が当事者のために動くことではないでしょうか。